スクリプト小文字 a
𝒜
スクリプト大文字 A の文字情報
- 名前
- スクリプト大文字 A
- Unicode
- U+1D49C
- カテゴリ
- アルファベット(筆記体)
筆記体(カリグラフィー)スタイルで描かれた大文字 A です。Unicode の「数式用英数字記号」ブロック(U+1D400–U+1D7FF)に属し、数学の論文や教科書でシグマ代数・ベクトル空間・関数族などを通常のラテン文字と区別して表記するために使われます。LaTeX では \mathcal{A} と入力すると同等の文字が出力されます。
入力方法
Windows (Microsoft IME)
通常の IME 変換では入力できません。Microsoft Word では 1D49C と入力して Alt+X を押すと変換できます。それ以外のアプリでは、Web サイトからコピーして貼り付けるのが現実的です。
macOS (日本語入力プログラム)
通常の IME 変換では入力できません。control+command+スペースで「絵文字と記号」を開き、右上のボタンをクリックして全体表示に切り替えます。検索欄に 1D49C と入力すると文字が表示されるので、ダブルクリックで挿入します。
用法
数学の論文・教科書・スライドでは、同じ文字が異なる対象(たとえば集合と元、空間と元素)を指すと混乱するため、筆記体アルファベットで記法を使い分けるのが一般的です。
例
- 𝒜 でシグマ加法族(σ 代数)を表す
- 集合族 𝒜 の元を A₁, A₂, … と書く
- 「集合族 𝒜 に対して…」という記述
トリビア
「数式用英数字記号」ブロック(U+1D400–U+1D7FF)は数学文書のデジタル化・テキスト互換性を確保するために設けられており、スクリプト体・黒板太字・フラクトゥールなどを収録しています。ただし、ℬ(U+212C)や ℰ(U+2130)のような一部の文字は、歴史的な経緯から「Letterlike Symbols」ブロック(U+2100–U+214F)に収録されています。同じ筆記体アルファベットでも、収録される Unicode ブロックは文字によって異なります。